前回は、夕方以降の立ち回り方について解説しました。
夕方以降は総ゲーム数も多くなるので、設定判別がしやすいですが、必ずしも高設定である保証はありません。
データ機の数値やグラフの上がり下がりを鵜呑みにするのではなく、通っているパチンコ店が「どういった台に高設定を使っていくのか?」などの癖を見抜くことが重要です。
私もデータ機の数値を鵜呑みにして痛い目を何度も味わってきたので、あなたも同じ目に合わないように気を付けましょうね!
さて、今回の記事では、【ジャグラーで、ゾーン狙いはできるのか?】について解説していきます。
ゾーン狙いと言えば、AT・ART機がメインですが、Aタイプであるジャグラーにゾーンは存在するのでしょうか?
そもそも、ゾーン狙いとは?

【ゾーン狙い】とは「ボーナスやCZに当選しやすいゲーム数間のみ打つ」立ち回りです。
主にAT・ARTタイプの機種で行う立ち回りです。
例えば、100G~130Gの間はボーナスに当選しやすい機種がある場合、その手前である80~90Gぐらいから打ち始め、ボーナスに当選せず130Gに到達したら打つのをやめる、ということです。
こうすることで、天井狙いよりも少ない投資でボーナスに当てられることが出来ます。
ただし、総じてゾーン狙いは当選率が低いです。
なので、他に狙い目になる台が無い場合の保険だとでも思っていてください。
Aタイプのジャグラーはどうなのか?

結論から言いますと、ジャグラーなどのAタイプにゾーンはありません。
なぜなら、Aタイプは毎ゲームでボーナス抽選をしているから、です。
AT・ARTタイプは、チェリーやスイカなどのレア役を契機にして抽選を行うため、レア役を引くまで無駄打ち、ともいえるゲームを重ねていきます。
その代わり、AT・ARTに当選すると、Aタイプのボーナスよりも出玉を稼げるように設計されています。
「ジャグラーには波がある」というオカルト理論が良く言われていて、「ハマった後は連チャンしやすい」や「連チャン後はハマる」などが主な内容です。
例えば、「REG後は100G以内に当選しやすい」というオカルト理論があったとします。
すると、ヒキが強い時にはそういったゾーン狙いをしていても、バンバン光って上手くいき、勝つことが出来ます。
しかし、ヒキが弱い時には毎回、ゾーンを抜けてしまい、お金が減っていくことばかりとなるのは必然です。
そして、ジャグラーのゾーン狙いの成績を、月間や年間のトータル収支で見てみると、機械割で96%~98%くらいに落ち着いてくることになると思います。
機械割で96%~98%というのは、ジャグラーの設定1の機械割に近いですが、それは大抵のパチンコ店では設定1が多く使われているため、です。
一方で、ジャグラーの高設定台を閉店まで粘り続けて打つ打ち方をしていても、ハマる時もあれば、連チャンする時もあるでしょう。
ヒキが弱い時には負けてしまうかもしれませんし、ヒキが強い時には大勝ちするかもしれません。
そして、ジャグラーの高設定狙いの成績を、月間や年間のトータル収支で見てみると、機械割で104%~110%くらいに落ち着いてくることでしょう。
機械割で104%~110%というのは、ジャグラーの設定5や6の機械割に近いですが、それは打っている台の大半が設定5や6だから、です。
結局のところ、打っている台の設定の機械割の数値へと確率が収縮されるわけです。
設定の機械割の数値へと確率が収縮されなければ、パチンコ店の経営が成り立ちません。
客のヒキが強かろうと関係ありません。
月間や年間のトータル収支で見てみると、結局は設定通りの確率に収縮し、店側は黒字となっていることでしょう。
ゾーン狙いで勝っていると思えているのは、その時のヒキ次第でしかありません。
収支をつけているのであれば、ゾーン狙いをした時だけの収支を計算してみましょう。
きっと「思っていた以上に負けている・・・」と感じることでしょう。
結論!!!

ジャグラーなどのAタイプで勝つには・・・
「高設定台を打ちまくること!」この1点だけです!
なので、高設定を打つ為にも優良店を探したり、ホールの癖を見抜いたりなどの勝つ為の行動を取っていくようにしましょう。
面倒くさいと感じるかもしれませんが、これが本当に大事なことなので、少しずつでいいのでやってみて下さいね!
今回のまとめ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
今回の要点をまとめますと・・・
①ジャグラーに、ゾーン狙いは存在しない
②ゾーン狙いで勝てているのは、その時のヒキでしかない
③「1000円で当たるかどうか」を楽しみたいなら、お好みでどうぞ
以上です。また次の記事でお会いしましょう!