前回は、軍資金について解説しました。
軍資金の集め方は「これが一番ですよ!」というやり方はないので、個人の自由に任せますが、個人的には「外食を控える」とか「お菓子を買わない」とか「ソシャゲの課金をやめる」とか、そういった事から捻出するようにすると良いと思います。
例え、微々たるものでも無駄遣いを減らせばお金は残るものですからね。
後でたんまり稼いでから、他の事へ使う様にしていけばいいのですから!
さて、今回は【換金率】とそれに伴い【換金ギャップ】について解説していきます。
換金率・交換率

スロットを打っていると、【換金率】もしくは【交換率】という言葉を聞いたことはありませんか?
換金率は、スロットにおいて収支や店の設定状況に影響を与える重要な要素です。
換金率とは、【メダル(パチンコなら玉)をお金に変える時のレート】の事を言います。
20円スロットなら、1000円で50枚借りることができますし、5円スロットなら1000円で200枚借りることができますよね。
パチンコでしたら、4円パチンコなら250発になります。
借りた時のメダルをそのまま交換したとしても、
「1000円で50枚借りる⇒借りた50枚が1000円になる」
かどうかは、各パチンコ店によって違ってきます。
換金率の種類

主流となっている換金率は、
・5.0枚交換 *等価交換と呼びます
・5.3枚交換 *ここから下は、非等価交換と呼びます
・5.6枚交換
・6枚交換
・7枚交換(レア。ほとんどない)
となっています。
この○○枚交換とは、「何枚で1000円分になるのか?」という意味です。
等価(5枚)交換なら、50枚で、1000円分に交換
5.3枚交換なら、53枚で、1000円分に交換
5.6枚交換なら、56枚で、1000円分に交換
6枚交換なら、60枚で、1000円分に交換
上記のように、換金率は等価交換から上がっていくにつれて、手に入るお金が低くなるようになっています。
換金ギャップは、知らなきゃ損

タイトルにもある通り【換金ギャップ】というものがあります。その説明の前に、1つ覚えて欲しいことがあります。
47枚貸し、46枚貸し
基本的に、スロットのメダルは【1枚=20円】で、パチンコ店から借ります。
つまり1000円=50枚で借りる事ができるので、これを【50枚貸し】と呼びます。
47枚貸し、46枚貸しというのは、
1000円=47枚、1000円=46枚で借りるという事。
つまり46枚貸し、47枚貸しのパチンコ店だと
メダルを借りるボタンを押すだけで毎回3枚、4枚をパチンコ店側に取られてしまう!
ということになります。
「は?なにその理不尽…(怒)」と思うことでしょう。分かります、私も「意味わからん」と思いましたもの。
じゃ、なぜ「47枚貸しや46枚貸し」が出来るのかというと、簡単に言えば【消費税】です。
「え?消費税かかんの?」て思うかもしれませんが、玉1発、メダル1枚毎に掛かっているんです。
スロットのメダル1枚の料金上限は【20円(税別)】(パチンコは4円)と決められています。
税込みでは22円になるので、1枚の料金上限は22円となります。
その上で、各貸し出し枚数を表にまとめると・・・
税込み金額/枚 | 税抜き金額/枚 | |
50枚貸し | 20円 | 18.2円 |
47枚貸し | 21.28円 | 19.35円 |
46枚貸し | 21.74円 | 19.76円 |
このように、ギリギリ22円以内に収まるのです。
そして、この貸し出し枚数は上限に収まっているなら、パチンコ店が好きに決められます。
パチンコ店も商売ですから、より利益が得られるようにしていった訳です。まぁ、増税のせいでもあるんですけどね。
因みに、【45枚貸し】は存在しません(裏カジノとか闇カジノでない限り)。何故なら、
45枚貸し → 22.22円/枚
となって、上限をオーバーしてしまうからです。ですので、今の所は46枚貸しが最低貸し出し枚数となります。
換金ギャップの闇
では、貸し出し枚数を知った上で、本題の【換金ギャップ】を説明します。
換金ギャップとは、【非等価交換で換金した時に発生する等価交換との金額の差】です。
例を上げてみましょう。
例えば、メダル1000枚を等価交換すると(*500円単位で換金したとする)
50枚貸し | 20,000円 |
47枚貸し | 21,000円+あまり13枚 |
46枚貸し | 21,500円+あまり11枚 |
となります。
「お?46枚交換でも等価なら増えるじゃん!!」って喜んだでしょ。
困った事に、東京都内では等価交換は禁止となっており、全国的にも換金率は非等価交換が主流です。(くそがっっ!!)
ですが、等価交換のパチンコ店もちゃんとあるので、あなたの住む地域にあることを願って探してみましょう。
では、次に1000枚を非等価交換してみると・・・
5.0枚交換 | 20,000円 20円 |
5.3枚交換 | 18,500円+あまり19枚 18.87円 |
5.6枚交換 | 17,500円+あまり20枚 17.86円 |
6.0枚交換 | 16,500円+あまり10枚 16.67円 |
7.0枚交換 | 14,000円+あまり20枚 14.28円 |
どうでしょうか?
5.3枚交換になるだけで【1500円】も差が出てしまうのです! たった、0.3枚ですよ!
7枚交換に関しては、完全なるぼったくりです。ゴミクズカスですね。
さぁ、換金率が変わっただけで、これほどの差が生まれてしまうことが分かりました。
ここに、貸し出し枚数の差がどう影響するのか・・・見るのも怖いですが、表にまとめました。
例として、1万円分のメダルを借りて、そのまま換金した場合、いくらになるのか(*500円単位で換金)
50枚貸し/500枚 | 47枚貸し/470枚 | 46枚貸し/460枚 | |
等価交換 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
5.0枚交換 | 10,000円 | 9,000円+20枚 | 9,000円+10枚 |
5.3枚交換 | 9,000円+23枚 | 8,500円+19枚 | 8,500円+9枚 |
5.6枚交換 | 8,500円+24枚 | 8,000円+22枚 | 8,000円+12枚 |
6.0枚交換 | 8,000円+20枚 | 7,500円+20枚 | 7,500円+10枚 |
7.0枚交換 | 7,000円+10枚 | 6,500円+15枚 | 6,500円+5枚 |
色のついている部分が、現在主流となっているレートになります。
「あれ?さっきと金額違くね?」と思われたと思いますが、
最初の表は「メダル1000枚を等価交換した場合」で、
この表は「1万円分のメダルを借りて、交換した場合」です。借りた時点で、メダルは3枚ないし4枚損しているのです。
借りた時に損失が発生し、換金した時にも損失が発生する・・・実に、打ち手である私達に何の得もないシステムだと理解できますよね。
基本的に、パチスロは【打ち手が負ける様に設計されている!】これを必ず覚えておいて下さい!
これを知れば「闇雲に打つのは死と同然だな…」と分かると思います。
ですので、勝つ為の正しい知識をしっかりと勉強して、ちゃんと稼げるようになりましょう!
「勉強なんてめんどくさいな…」って思うかもしれませんが、学校の勉強よりも簡単です!そして、覚えてしまえば一生涯役に立ちます!
今よりも豊かな生活を目指して、共に頑張っていきましょう!
換金率を調べるには?
パチンコ店の換金率は『Google』などで検索すれば、分かる店舗もあります。
が、基本的には・・・
①そのお店に通ってる知り合い。もしくは、人の良さそうな常連さんに聞いてみる。
②実際に1000円分メダルを借りて、換金してみる
しかありません。
店員さんに聞くのは、禁止行為なのでやめておきましょう。ま、知り合いだったら、こっそりひっそり教えてもらいましょう。
今回のまとめ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
今回の要点をまとめますと・・・
①換金ギャップは、十分に理解しておく
②損失を避ける為に、正しい知識を勉強する
③換金率の良いパチンコ店を探す
以上です。また次の記事でお会いしましょう♪